十仁美容整形外科でワキガ（多汗症）の悩みを解消

わきの匂いは、汗腺に原因
　気になるわきの匂いは、そこに存在する汗腺に原因があります。匂いだけが気になる場合もあれば、多汗を伴う場合もあります。自分では症状に気づかない場合が多いのも特徴です。わきがの多くは遺伝性のもので家族にもわきの匂いが気になる人が居る場合が多く、匂い以外の症状としては耳あかが柔らかい場合が多く見られます。わきが・多汗症の治療はこの汗腺の働きを抑える方法、または汗腺を減らす方法になります。

ワキガ・多汗症とは
　わきの下から強い悪臭の出る症状を腋臭症(俗にワキガ)と呼んできます。ワキガはわきの下にあるアクポリン汗腺から出る汗に原因があるので、夏になって汗をかくようになるといっそう強くなります。
また、汗の量が異常に多い症状を多汗症と言います。病気といっても、それ自体が生命に支障をきたしたり、痛みを伴ったりするものではありません。とはいえ、本人にとっては決して軽視出来ないものです。てのひらに汗をかきやすい人なら、恋人と手をつなぐことに抵抗ができてしまうなど、精神的ストレスになりやすいでしょう。
肌には汗を分泌する汗腺があり、アポクリン汗腺(大汗腺)とエクリン汗腺(小汗腺)の2種類があります。

アポクリン汗腺とは
　アポクリン汗腺は思春期になって初めて発育してくるもので多くは皮下組織の中に腺体があって、わきの下、外耳道、乳首の周り、へそ、外陰部などに限られて分布しています。ですので耳垢が常に湿っている方は、アポクリン腺の分泌量が通常の人に比べて多いと言えます。
アポクリン汗腺から出る汗の排泄口は毛穴の中の毛包に開いています。アポクリン汗腺からの汗は濃厚で粘度も高くタンパク質を多く含んでおり、酸化したり腐敗すると一種独特の臭気を放って衣類に濃い汗染みをつくります。ワキガはこのアポクリン汗腺の分泌異常で起こり、遺伝性がありますが、かといって必ずしも遺伝するものとは限りません(遺伝性は約50％)。肌表面から出た汗が空気中の細菌などによって分解されると悪臭がいっそうひどくなってしまいます。

エクリン汗腺とは
　エクリン汗腺は生後から既に全身に分布しているもので、一生を通して発汗作用を営んでいます。多い人は500万個、少ない人で200万個くらいあります。エクリン汗腺から分泌される汗は無色透明で、不快な臭気の少ないものです。しかし、エクリン汗腺活動するエクリン腺の数が少ないと、体の一部分に汗をかきやすくなります。局所性多汗症の人は、エクリン腺の活動している数が少なくなっていることがあります。そのために、体の一部に汗が集中してかくようになるのです。

ボトックスでワキの匂いを解決→手術に抵抗がある人に最適!!
　意外かもしれませんがボツリヌストキシン（いわゆるボトックス）には汗腺から分泌される汗を抑制する作用があります。一度の注射で約半年程、症状を抑える事ができます。夏の暑い時期だけわきの匂い・多汗が気になる方や、手術に抵抗がある方に最適な方法と言えます。

　美容外科的解消法は、手術による治療法がありますが、手術に抵抗がある方には、「メスを使わない多汗症治療」が人気です。アポクリン汗腺、エクリン汗腺を支配している神経に作用し、汗を抑制します。注射での治療法なので気軽に受けることができます。個人差はありますが、6～8ヶ月間程度汗の量がかなり減ります。

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